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【無料】VR eスポーツEcho VRとは?具体的な遊び方から日本人コミュニティの探し方を解説!

【記事公開日】2022/06/04
【最終更新日】2022/06/14

筆者が最近モーレツに楽しんでいるVRゲームが「Echo VR」です。

Echo VRでは「VR eスポーツ」として海外では熱狂的なファンがいますが、日本ではまだまだプレイヤーも情報も、何もかもが少ないのが現状です。

しかし!Echo VRは日本人コミュニティも存在しており、しかも日本人チームが世界大会にも進出もしている、今日本でも熱い「VR eスポーツ」の一つなのです!

今回、そのEcho VRの面白さをぜひ皆様に共有したいと思います!

Echo VRとは?

そもそも「Echo VR」とは何か、について説明をします。

前提として、2022年6月現在、Echo VRは「Oculus Store」でのみ販売されているゲームです。

そのため、Valve indexやHTC VIVE PROなどを使っている人はプレイできません。

将来的には、Steam(ゲームプラットフォーム)とかでTower Tag(タワータグ)のように展開されてほしいですが、今段階ではMeta Quest(旧Oculus Quest)のみで遊べます。

Echo VRとは宇宙空間で戦うハンドボールのようなスポーツ

文字で書いてしまえば「宇宙空間で戦うハンドボール」なのですが、より分かりやすくイメージするために、まずはこの動画を見てほしいです。

EchoArena Montage by EAJC

なんかよくわからないロボットみたいな見たのキャラクターと、フリスビーのようなものが見えますね。

このロボットみたいなキャラクターがそれぞれ「あなたがVR空間で操作するキャラクター」になります。

フリスビーはサッカーでいう「ボール」ですね。

EchoVRは、4vs4や5vs5などのチームで「ディスク」と呼ばれるフリスビーのようなものをパスしながら、相手のゴールにディスクを投げ込むVR eスポーツです。

宇宙空間ならではの「無重力」があなたを楽しませる(苦しませる)

これが、普通のゲームであれば「ああ、良くあるサッカーみたいなVRスポーツね」で終わるのですが、Echo VRは違います。

Echo VRで戦う場所は「宇宙空間」となっており、重力がありません。

重力が無いとどうなるのか、移動するためには体についている「ブースター」を使ったり、壁やオブジェクトを壁ドンするような形ではじくことで早く動くことが求められます。

宇宙空間、ということなので当然プレイヤー自身も回転(それこそ宇宙空間でさまよう人をイメージしてください)できますし、ディスクも壁にぶつかればぷわぷわと跳ね返ります。

このシステムがEcho VRをより楽しませ、そしてプレイヤーを永遠に苦しませているのです!クッソたれ!まっすぐ進まないぞ!

Echo VRの始め方

Echo VRの始め方は、まずMeta Quest(Oculus Quest)で「Echo VR」で検索をして、インストールをします。

Echo VRのインストールはこちら

その際、Echo VRはチュートリアルの含めてすべて「英語」です。日本語はありません。

「うわ!英語かよ・・・」と思う人もいるかもしれませんが、文章(音声)で長々と解説されるのではなく、分かりやすい簡単な英語でチュートリアルは進みますので、視覚的に進めることが可能です。

もちろん、言いたいことはわかります。

「いやだから、英語がそもそもダメなんだって」って言いたいんですよね?

ご安心ください!

日本人プレイヤーの人が分かりやすく解説をしたチュートリアル動画も存在します

【EchoVR】チュートリアル完全攻略

ただ、これを見ても、Echo VRのチュートリアルは、最終的にAI戦までやらされるので長いです。

チュートリアル?5分くらいでしょ?って思ったら20分近くやらされます。

正直、ここで挫折をした日本人の人も少なくないと思います。

そんな人におススメなのが、そもそもEcho VRを始める前に日本人コミュニティに入っちゃえ大作戦です!

【チュートリアル前に入ろう!】Echo VRの日本人コミュニティ紹介

EchoVRに関するコミュニティで筆者が加入しているのは以下の3つです。

①Echo Arean Japan Creators

②NS- EchoVR同好会

③Echo Arean ニュータイプ育成ギルド

それぞれを解説する前に、筆者は「Echo VRのチュートリアルを始める前こそコミュニティに入るべき」だと断言します。

普通は、そのゲームが楽しくて「よーし!もっと楽しむぞ!」ってなってからコミュニティを探しますよね?

Echo VRではその逆で「先に日本人コミュニティに入ること」を強く推奨します!

まずはその理由について触れさせてください。

なぜチュートリアル前にコミュニティに入るべきなのか

Echo VRの日本人コミュニティの人は、言っては何ですが「めっちゃ優しい」です。

筆者は、ARスポーツ「HADO」と呼ばれる非常にマニアックなスポーツをやっていたので分かるのですが、マニアックなスポーツって当然ながらプレイ人口が少ないんです。

そういう人口が少ないスポーツがどうやって新規プレイヤーを増やすのかというと「新規の人に優しくする!」ということが大前提になるのです。

だからなのか、Echo VRのコミュニティにいる人は優しい人がすごく多いです。

もちろん、全員が全員そうではないかもしれませんが、「新しく始めようと思います」「チュートリアルが出来なくて・・・」という人に対して、辛く対応する人はいません。

「でしたらボイスチャットつないで、チュートリアル解説するので一緒にやりませんか?」と声をかけてくれる可能性もあります。

そのため、Echo VRに興味を持ったのならば、挫折をするまえに日本人コミュニティに入っておき、すぐに質問できる状態にしておきましょう。

特にEcho VRはチュートリアルで挫折する可能性が高いです!

ゲームが一番楽しいのに、チュートリアルで挫折してしまっては意味がありません。

そのため、まずはチュートリアルをやる前に日本人コミュニティに入ることをおススメします。

Echo VRのおススメコミュニティ紹介

では、実際に筆者が加入しているコミュニティについて紹介をします。

①EchoArena Japan Creators

Echo VRは観戦機能が素晴らしく、その観戦機能をフル活用しているのが、記事の最初の方でも紹介した動画を作っている「EchoArena Japan Creators」です。

「Creators(クリエイター)」を名乗っていますが、別にクリエイターでなくともコミュニティには参加できます。

初心者向けの定例イベントなどを開催しており、他の団体が主催しているイベントの情報とかも流れてくるので、入っていて損はないです。

また、毎日のように「これからインっ!」と書かれているチャンネルで一緒に遊ぶ人を募集している人が多くいるため、ある程度経験を積んで来たらそのような人たちと一緒に野良試合を楽しんだり、日本人だけのプライベートアリーナを楽しむのもおススメです!

日本人同士のプライベートアリーナは、このゲームの100%楽しむ方法と言っても間違いないレベルで楽しいのです。

ぜひ「野良試合あんまりおもしろくないな・・・」って人こそ、定期的に行われるイベントなどに参加して、日本人同士の戦いの楽しさを味わってほしいです。

EchoArena Japan Creatorsのディスコード加入はこちら

②NS- EchoVR同好会

https://twitter.com/midi674/status/1527186640288219137?s=20&t=17Br21FWq-hJmULIPB9G6A

インターネットで学べる学校として有名な「N高等学校・S高等学校」発祥の非公認同好会です。

N高等学校・S高等学校の関係者でなくとも加入でき、毎週火曜日には「初心者向け交流会」も開催されています。

NS- EchoVR同好会のディスコード加入はこちら

③Echo Arean ニュータイプ育成ギルド

こちらは「」さんと呼ばれる現役Echo VRプレイヤーが新人の育成を目的として建てたコミュニティです!

VR SNS「Cluster」をフル活用したコミュニティとなっており、Clusterで試合の観戦や座学なども考えているとのことです。

ニュータイプ養成ギルドのディスコード加入はこちら

それぞれ、様々な特色のある3つのコミュニティを紹介しましたがどれか1つでも、もしくはすべて入っても問題はないと思います。

Echo VRは日本人と遊ぶ時こそ、一番楽しいVR eスポーツです。

ぜひ大勢の日本人の友達を作って一緒に遊びましょう!みんな優しいですよ!

Echo VRに関するQ&A

Q.EchoVRって日本語はある?

A.残念ながら日本語はありません。ただし、チュートリアルが終われば後はほぼ英語を必要とせず楽しめると思います!

日本人コミュニティも多くあるので、ぜひチャレンジしてみましょう!

Q.VRで酔う方なんだけど、楽しめる?

A.正直、ほかのVRゲームと比べて「宇宙空間」を題材にしているため、酔いやすいゲームではあると思います。

こればっかりは向き・不向きがありますが、酔わないように一部の設定をいじっている、という人もいます。

詳しくはそれぞれのコミュニティで「酔わない設定はありますか?」と質問すれば、それぞれいろいろな設定を教えてもらえるでしょう。

筆者は結構VR酔いに強い方なので、ほとんどデフォルトのままです。

Q.Echo VR設定周りでやるべきことってある?

A.Echo VRはいろいろ細かい設定(フレンド以外をミュート・ロビーで他プレイヤーの姿を見えなくするなど)があります。

海外プレイヤーの中には試合中に発狂する人や、ロビーで自分の画面にひたすら粘着してくるマナーの悪い人もいます。

そのため、ある程度は自衛のための設定をすべきだと思っています。

設定周りに関してはプレイヤーによってこれが良い・あれが良いが異なるので、初心者交流会に参加して聞いてみるか、ディスコードなどで質問してみましょう。

なお、Echo VR JP Wikiの設定に関するページも参考になると思います!

Q.Echo VRって練習いるの?難しい?

A.スポーツである以上、やはり楽しむためにはある程度の練習をしたほうが「より楽しめます」。

だからと言って、「練習しないとダメだ!」ということは全然ありませんし、それこそ試合を観戦してるだけでも「すげー!」ってなることも多いと思います。

具体的にどのような練習をすればいいのかは、EchoArenaノウハウTipsと呼ばれるディスコードチャンネルに情報がまとめっています。

そこを確認するかそれぞれのコミュニティで質問を投げかければ多くの人が回答してくれると思います!

Q.Echo VRってVR eスポーツって言うけど、大会あるの?

A.あります!

VR Master Leagueという団体が主催している「世界大会」にオセアニア/アジア枠が存在しており、日本人はそこで戦うことになります。

なお、アメリカとかは「そもそも”Echo VRプロプレイヤー”が存在しており、話にならないレベルで強いらしい」ですが、回線とかラグの関係上、世界大会レベルで戦うことはあまりないかもしれません。

また、最近では「日本初のリーグ」も検討されており、Echo VRを始めるなら今!という素晴らしいタイミングです。

Q.初心者だけど、イベントってどんなのがあるの?誰でも入れる?

有志により、「EchoVRイベントカレンダー」が作られています!

毎週火曜日は「NS- EchoVR同好会」による初心者交流会が開かれていたり、水曜・木曜は不定期で初心者向けイベントや「みんなでEchoやろうぜ」イベントが開かれています。

ただし、注意点としてどのイベントも「チュートリアルを終えている状態」であることが参加の条件となっているので、気を付けましょう。

まとめ

以上が、筆者が最近熱中している「Echo VR」の紹介でした。

「Echo VR」はまだまだVR機器を持っている人が少ないことから、お世辞にも「世界中の人に楽しまれている!」とは言い難いゲームです。

しかし、Meta Quest(Qclus Quest)を持っているならば、一度は体験しても損はないゲームだと思っています。

ぜひ、次に会うときは「Echo VR」の宇宙空間でハイタッチしましょう!

Echo VRのインストールはこちら

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