12/18に「HADO JAPAN CUP2021」という大会が池袋サンシャイン広場で開かれました。
「HADO JAPAN CUP2021」とは、2021年におけるHADOの日本王者を決める大会です。
試合結果としては、Arc-A’sが1位、UNIcornが2位、3位がラレップ.ch、4位がSK/華より酒!でした。
HADO JAPAN CUP2021優勝しました!
王者奪還しました!
最近勝てないことが続いて、でもチームでいろんな作戦作って、その努力が成果に繋がったと思います!
サンシャインシティという大舞台でプレーできたのは多くの方の協力があったからです!
本当にありがとうございました!#HADO #アークエース pic.twitter.com/bfaZ5bsSIG— Sho (@mizusawa812) December 18, 2021
HADO JAPAN CUP 2021で準優勝することができました🥈
目指していた順位には1つ届きませんでしたが、まだまだ伸び代です。たくさんの応援ありがとうございました🦄🦄🦄🦄
運営、そして予選から全出場チームの皆さんもありがとうございました!#HADO pic.twitter.com/FVHmQKJqLF
— 【公式】UNIcorn (@UNIcorn_HADO) December 18, 2021
#HADO JAPAN CUP 2021、第3位でした!応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
この場に立てた事、応援してくださる方がいる事に感謝し、出せる全ての力を出し切りました。
この結果を受け止め、また来春の頂点に向けて頑張ります!
これからも応援お願いします。#つよつよラレップ pic.twitter.com/gIWG5ehhb5— ラレップ.ch広報課§ (@raleppu_ch) December 18, 2021
取り急ぎ!
JAPAN CUP 2021決勝 4位になりました!✨
予選ギリギリで通過して今日を迎えましたが決勝トーナメントに行けて素直に嬉しかったです!!行ったからには入賞したかったけどダメでした🥲#華酒WIN してくれたみんなー!!本当にありがとうございました😆🎊#HADO pic.twitter.com/9ynLyKFDB3
— Koto (@ihara_koto) December 18, 2021
今回、現地で観戦を行ったRainbee選手による同じプロeスポーツチーム「思考行結」に所属し、今回4位という結果を出したSK/華より酒!をテーマにした振り返り記事をお送りします。
HADO JAPAN CUP2021お疲れさまでした。Rainbeeです。
一部の人には挨拶しましたが、おもち丸と一緒に現地で応援させていただきました。
さて、今回の記事はHADO JAPAN CUP2021で4位に輝いた「華より酒!」というHADO界で今現在活動している女性だけで構成されたチームについて語りたいと思います。
全て主観で書かれているので細かい間違いがあるかもしれませんが、そこは気にしないでください。
目次
華より酒!とは
元々、SK/華より酒!は「華より酒!」というチームで活動してたメンバーを、全員まとめて思考行結というプロeスポーツチームに引っ張ってきたことが始まりです。
思考行結(ShikouKouketsu)をローマ字で略してSKとなっているわけですね。
華より酒!は元々、男女混合のチームだったのですが、男性陣営の引退や他チーム移籍に伴い女性だけ(みきてぃ&奈津子&REE)で最初は活動をしてました。
前衛として数多の対戦相手を苦しめている古都選手は途中から華より酒!に加入しました。
あひる組と華より酒!との出会い
細かく覚えてないですが、HADOを始めた時期として華より酒!の方が先です。
でもタイミングとしてはほぼ同じ(数か月の差)だと思います。
昔、HADOは渋谷・センター北にしかプレイできる場所が無く、かつフルコートではありませんでした。
特に渋谷とかはフルコートの半分くらいしか無かったんじゃないかな?
今思うと死ぬほど狭かったよなって笑い話ですが、当時は全体的なHADOの技術も低かったので、それでもみんな当てるのに苦戦してたのを今回の大会を見て思い出しました。
やがて、関内にHADOもできて卓球もできてゲームも遊べてカラオケもできて風呂にも入れるフルコートでHADOができる神施設が生まれたのですが、今はもう過去の話。
関内・センター北の時代くらいから華より酒!のメンバーとあひる組は定期的に練習していた記憶があります。
今では同門として同じプロeスポーツチームに所属している両チームですが、華より酒!が思考行結に入るキッカケは、自分の方から華より酒!に「お前も思考行結にならないか」というノリで誘ったのが最初です。
確か最初は難色を示してた気がします。
「え・・・入る意味ある・・・?(笑)」みたいな。
なぜ華より酒!を誘ったのかというと、当時あひる組が思考行結に正式加入したことにより、各地で様々なHADOイベントを開催しました。
その中で「野郎だけでイベントやるよりも、女性の華があるといいよね」ということで思考行結の代表に「華より酒!ってチームがあるんですけど~」と相談しました。
そこで代表から「OK」を貰い、正式に華より酒!のメンバーに「思考行結に加入してください!!」と申し出ました。
確か焼き肉屋で「思考行結に入ることで得られるメリットなど」を揃えて頑張って説得した思い出があります。
代表の熱い想いと美味しい焼き肉の力により、華より酒!のメンバーは思考行結に加入することになります。
あひる組と華より酒!の練習の日々
めでたく同門になったことで、外部に漏らしたくない練習相手として華より酒!のメンバーは最適でした。
外には出したくない作戦・練習など様々な練習に華より酒!は付き合っていただきました。
※今回のJAPAN CUPで様々な意見が出ている「2壁」も最初にマスターズクラスの大会で出したのはあひる組か和心のどっちかでした。たぶんきっと。
華より酒!のメンバーにはさんざん2壁の実験に付き合ってもらいました。
そのころ、誤魔化さずいうのであれば、実力的には「あひる組>華より酒!」でした。
ただ、明確に「華より酒!強いぞ・・・」となったのは古都選手の加入からでした。
華より酒!はみきてぃ選手がアタッカー、奈津子選手/REE選手がサポートという形でしたが、古都選手の加入に伴いみきてぃ選手&古都選手アタッカーという強力な布陣が生まれました。
個人的にはHADOは最低でも2人はアタッカーに割きたいと思っており、古都選手という強力な前衛アタッカーの加入は華より酒!の実力を急激に向上させました。
結果的に、今回のJAPAN CUP予選であひるは予選敗退、華より酒!は本選進出という形になりました。
これをどうとらえるかはそれぞれですが、長い間華より酒!と付き合っていた身からすると華より酒!は強くなったな~という感情があります。
ちなみに、自分は古都選手の前詰めが””死ぬほど””嫌いでした。
個性しか溢れない華酒メンバーの話
女性だけのHADOチームかつ、プロeスポーツチームに所属しているHADO界隈でも異色の存在ですが、メンバーも非常に濃い人たちの集まりです。
HADO界のアイドルみきてぃ選手
リーダーでもあるみきてぃ選手はチームをまとめ上げるという立場です。
彼女が何度も頭を悩ませている姿は、あひる組のメンバーもよく見ていたかと思います。
HADOの某選手と結婚(!)をしていわゆるHADO婚を実現させたのは個人的には凄い盛り上がりました。
※ちなみにHADO婚は今現在で3組いるはず。
姉御肌の奈津子選手
元々、華より酒!はみきてぃ選手と奈津子選手が全ての始まりとなっているチームであり、奈津子選手も各メンバーのコンディション調整などもしていたように見えます。
良くも悪くも華より酒!は我が強いメンバーが多いため、奈津子選手も頭を抱えている姿を何度か見ており、たまに相談にのったり個人的な相談をしたこともありました。
今回のJAPAN CUPは奈津子選手は出場せず(声かけのみ)でしたが、選手を引退した身であっても、華より酒!のことを常に応援しているのは愛があってのことだなと思います。
ちなみにチーム紹介ムービーで死ぬほど爆笑したのは秘密です。
ポンコツREE選手
REE選手は元々は別チームで活動していた選手ですが、途中から華より酒!に加入しました。
自他ともに認める※「ポンコツ(愛称)」であり、自分が現役時代は永遠に狙い続けた選手でした。
※ポンコツとは認めてない!との本人談
「はちさんこっちみないで!!」をいう叫びを試合中に聞いたことは一度や二度ではありません。
非常に涙もろい選手でありながら、チームのムードメイカーとして場を明るくさせるのは、素晴らしい才能だと思います。
因縁の古都選手
古都選手は華より酒!で一番最後に加入した選手ですが、個人的には一番印象の強い選手でした。
立ち位置の関係なのかあえてなのか分かりませんが、基本的に自分の目の前にポジションを構えており、常に殴り合いの勝負でした。
かなりの負けず嫌いで、非常に感情が豊かなので、試合に負けた後は泣いている姿を何度も見ました。
その負けず嫌いが今の彼女の強さを支えているのでしょう。4組目のHADO婚楽しみにしてます。
HADO JAPAN CUP2021での華より酒!
正直言うならば、メンバー的に「予選はかなり厳しいだろうな」と思ってました。
日本ランキング1位のチーム、過去のグランドスラム王者、ダークホース、古参のチームとブロック内の実力的にも華より酒!よりも格上のチームが多かったです。
しかし、1勝・2勝と続けていくことにより「華酒強いぞ!!」と盛り上がっていきました。
華より酒!はメンバーの構成上、交代要員が居ません。
奈津子選手は応援席で待機していましたが、怪我などが無い限りはおそらく出るつもりは無かったでしょう。
HADO JAPAN CUP2021は結果的に4時間近く大会が続いたこともあり、体力の面でも女性だけで構成される華より酒!は他チームと比べてもディスアドバンテージがありました。
そんな中で、予選を2位突破し、本選に進んだ彼女達は非常にすごいと思います。
結果的には4位という形で終わった華より酒!ですが、女性だけのチームでもこれだけ戦える!というのはHADOの女性プレイヤーたちの希望になるでしょう。
華より酒!のみんな、そしてHADO JAPAN CUP2021に出場した全選手、そして関係者の皆様お疲れさまでした。
執筆:Rainbee(Twitter@Rainbee_Amebati)